額縁(額装・フレーミング) 額縁 飾り方



お部屋の中のソファ…よくあるシーンですが、アートが飾ってあるかどうかで雰囲気がより洗練されて、センスのある素敵な空間になります。「低い家具に広い壁面」こういった場所にはアート作品をぜひ飾っていただきたいです。
画像【1】のように1枚のアートを飾るのでしたら…しっくりとまとまるアートの大きさは、家具の半分くらいが目安です。また、画像【2】【3】のように一回り小さい作品を2~3枚飾るのも良いアイデアです。
掛ける位置とレイアウトについて
●アートを掛ける高さ
立って見るケースが多いと推測される空間について
立って観ることが多い場合、例えば玄関ホールや廊下等には、額縁の中心を約160センチの高さにすると良いです。美術館や画廊では大体この高さに設置するケースが多いようです。
座って見るケースが多いと推測される空間について
リビング・ダイニング等のソファーの背後に掛ける場合は、額縁の下部を床面から110センチの高さにすると、座っている人によって隠れることもなく、落ち着いたレイアウトになります。
額縁の壁掛けに適した高さは、目線より高い位置に掛けると見る人に圧迫感を抱かせます。目線より高い位置にはあまり掛けない方が良いというのが基本です。 原則として、絵の(額縁ではなく)上から三分の一を、目線先の位置とする。
日常の生活において、人は歩くときも車の運転をするときも人と話をするときも、目線は水平ではなくわずかに水平より下がっています。小さい作品を観るときには作品に近づきますので目線が下がっていてもさほど気になりません。
大きな作品になりますと作品から離れて観ますので目線角が小品を観るときと同じでも目線先はかなり下がります。
例外があります。ヨーロッパのお城によく飾ってある貴族の肖像画、教会の宗教画は高めの位置にしてあります。もともとそれらの作品は人々が鑑賞するために描かれたものではなく、 威光・威厳・啓蒙の為の絵画だからです。
絵の構図によって掛ける位置を高くする作品の例として、何台もの熱気球が上空に上がっていく様を描いた作品などは見る人が仰ぎ見るように高い位置に掛けたりします。
●アートのレイアウト方法
アクセント
「アクセント」として飾る方法は、壁の中心に掛けてポイントとする方法です。
この掛け方はお部屋全体を引き締め、他インテリアの魅力を引き出します。
リビングルームやベッドルームなど広く壁面のある場所に適した印象深い飾り方です。
シンメトリー(左右対称)
「シンメトリー」に飾るとは、数枚の額縁を中心から左右対称に掛ける方法です。伝統的な掛け方ですが、品があり、落ち着いて安定した雰囲気が得られます。
アシンメトリー(非左右対称)
壁一面を利用してバランスを持たせて掛ける方法です。
この掛け方は1つ1つの絵が独立した存在でありながらも、グループとして美しくまとまった印象を与える効果があります。
インテリアとしての額縁の飾り方は?
●壁面と額縁の位置関係
作品を見るとき目線が斜め上ぐらいに見れる位置が良い。
基準として額以外のスペースを1:2のバランスで見ると良い。
●複数の額縁を飾るポイント1
複数の額を直線で飾る場合はセンターから額の間を開きすぎないように注意する。壁に対して平均的に飾ると間延びした感じになります。廊下等の狭いスペースの場合は縦に並べます。
●複数の額縁を飾るポイント2
額縁のサイズが違うものを複数並べる場合は上を合わせる、下を合わせるなどの方法もあります。
セッティングが難しい場合は図のようにセンターを合わせて飾るとスッキリ収まる場合もあります。
●複数の額縁を飾るポイント3
小さい作品や複数枚の額を飾る場合は円や四角、三角をイメージして飾るとバランスが良く飾れます。 図は三角をイメージしたレイアウト。
●複数の額縁を飾るポイント4
壁面をたくさんの額縁で飾る場合、図のように円をイメージしたレイアウトもしっくり収まりますし、さらに飾りたい場合は四角をイメージして見てください。
●複数の額縁を斜めに飾るレイアウト
階段等の壁面に飾る場合は階段にそって斜めに飾るときれいに見えます。