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表装工程紹介

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掛軸と言いますと格式ばってとらわれがちですが、先人達が生み出した実に機能的なものです。
季節に応じた構図のものを床の間に掛けて鑑賞したり、お客様のおもてなしの演出に 欠かせません。
また巻いて収納でき持ち運びにも便利なすぐれものです。
最近の建築の洋風化にともない額装の方が重宝される傾向ですが、日本古来からの伝統文化であります掛軸・軸装にも関心を持っていただければ何よりです。

<掛軸が仕上がるまで〜 作業工程>
まずはじめに、掛ける場所・壁面の色などを勘案して、表装の形・デザインを決めていきます。
その後の表装に用いる金襴や緞子などの裂地材料の取り合わせの決定は、 とても重要な作業です。色・柄・風合い。この三つの組み合わせが、表装において本紙の作風を最大限に引き立たせるということで、本紙ともっとも上手くバランスのとれるものでなくてはなりません。
また、仕上がった作品において、本紙を主とするならば、表装は従とされます。そのため、本紙の魅力をより一層引き立てられる表装でなければなりません。
作品を「おもてに押し出す」ことは表装の善し悪しにかかっているのです。


ワンポイント その2
掛軸の保存方法ですが、掛けっぱなしは湿気・乾燥の問題もあり良くありません。直接の日光に当てることは厳禁です。
定期的に、1年に1〜2回くらい陰干しすると良いでしょう。時期的にはちょうどお彼岸の前後が最適です。お天気の良い 日に掛けて、晴天が続いたらしまうのが掛軸を永く保存するコツです。
 
 
 
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